ファックスが築いたものと、メールが勝ち取らなくてはならない物

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スピードが求められるからこそ簡素は利点

まずファックスの利点を上げると全てが簡単で簡素化されている点です。
送る時は、相手の番号を10桁前後入れれば、後は送信されます。
操作に難しい手順や専門知識は必要なく、受け取る側も操作が全く必要ない点が重要な利点です。
このように、だれでも簡単に送信でき、インクや紙の補充など基本的なメンテナンスは誰でもできるので、職場に一台あれば共有できる点は大きいと思います。
特に日本のように非正規雇用の従業員が多く、人の入れ替わりが激しい職場では、教わる方も教える管理者も短い時間で済むのは利点です。
また紙を使う利点も大きく、簡単に書き込め、簡単に持ち運べる、落としても壊れない、バッテリーが要らないなど、過酷な環境に耐えれる点は利点です。
ただし、複合機にかかる今後のコストと、修理の部品がいつまであるかは、気にした方がいいでしょう。
そして、より早い対応が求められたとき、人は対応できるのでしょうか。

ファックスを使う企業様へ大事なお知らせ

2018年8月アメリカで開催されたカンファレンスにて、FAX通信規格T.30に存在する脆弱性について発表がありました。
1980年代にファックスの通信規格標準化が行われて以来更新はされていません。
どういうことかというと、セキュリティの対策がされていないんです。
この脆弱性を利用した攻撃が恐ろしいのは、事務所のファックス番号が分かれば複合機が乗っ取られる点と、その乗っ取られた複合機から社内ネットワークにつながったPCの内容が漏洩する危険性が高い事です。
FAXの通信規格がt.30の場合、カラーのFAXに順応する複合タイプの型であれば、メーカーは問わず、全てが影響される対象となります。
予防措置としては、複合機をメインのネットワークと繋げない方法が有効です。
また、メーカー等から修正パッチが提供されている場合、速やかに適用させることです。